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あ行

【一部保険】
予算の都合などで、保険の対象となる建物の保険金額よりも少ない保険価額で設定したものを「一部保険」といいます。
「一部保険」では、思ったほどの補償が受けられないことがあるので注意が必要です。
【医療費用保険】
病気やケガで病院または診療所に入院した場合に、健康保険などでは支払われない費用について、被保険者が負担した費用に対して補償してくれる保険です。
保険金の支払対象には、公的医療制度による「入院費の一部自己負担金」「差額ベッド代」「ホームヘルパー雇い入れ費用」「高度先進医療費用」などがあります。
(※一部自己負担金は、公的医療制度の種類、本人・被扶養者の別により違ってきます。)
医療費用保険の注意点は、被保険者の自殺・犯罪・ケンカによって被った身体の障害、故意または重大な過失による病気やケガ、妊娠・出産、およびこれらに起因する病気やケガによるものなど、保険金を支払いできないケースもあるということです。
【医療保険】
医療保険は原則として入院日数に応じた入院給付金が支払われますが、健康診断や人間ドック、検査のための入院、出産のための入院などは保障の対象外となります。
なお、通常の分娩による出産は保障の対象になりませんが、「帝王切開」「切迫流産」「妊娠中毒症」など、妊娠中のトラブルや異常分娩については保障されます。
医療保険には「免責日数」を設けているものがあります。免責日数というのは、所定の日数は入院しても給付金を支払わないというものです。
たとえば、免責日数が5日間と設定されていると、6日以上継続して入院しないと入院給付金は支払われません。
しかし、「初期入院特約」といった特約を付けることにより、免責日数分の入院給付金が受け取れるタイプのものもありますので、比較検討してみましょう。
【営業保険料】
保険会社が保険契約者から受け取る保険料には、事故が起きたときに支払われる保険金や給付金、満期時の返戻金などに充当される「純保険料」があります。
ですが、この「純保険料」だけでなく、保険料には、保険会社が保険事業を営む上で必要な費用として使われる、契約費、維持管理費、保険料徴収費などの
「付加保険料」が上乗せされます。
営業保険料は「表定保険料」「支払保険料」、または「総保険料」とも呼ばれますが、通常の保険契約者が支払う最終的な生命保険料とは、この営業保険料のことです。
営業保険料とは、保険契約者に支払われる「純保険料」の部分だけでなく、生命保険会社の必要経費などを加えた最終的な生命保険料のことを指します。
【延長定期保険】
延長定期保険とは、保険料の払込みを続けるのが何らかの理由により困難になったときに、保険料の払込みを中止して、 そのときの解約払戻金をもとに保険金額を変えないで、死亡保障のみの定期保険に変更する方法です。
ただし、死亡保険金はもとの保険と同額ですが、変更前の満期より保険期間が短くなることがあります。
変更後の期間満了をもって保険契約は消滅します。(※満了日まで生存した場合には、保険金は支払われません。)
契約期間が短く解約払戻金が少ない場合などには変更できないことがあり、保険の種類によっては利用できない場合もあります。
なお、延長定期保険に変更すると、元の契約に付いていた「特約」は消滅します。
このホームページは、各保険の概要についてご紹介しており、特定の保険会社名や商品名のない記載は一般的な保険商品に関する説明です。取扱商品、各保険の名称や補償内容は引受保険会社によって異なりますので、ご契約(団体の場合はご加入)にあたっては、必ず重要事項説明書や各保険のパンフレット(リーフレット)等をよくお読みください。ご不明な点等がある場合には、代理店までお問い合わせください。